巨大AIチップのCerebrasが10億ドルの追加資金調達に成功、企業評価額は1年で3倍に
2026年2月4日、ウエハ・スケールの巨大AIチップを手掛けるCerebras Systemsは、シリーズHの資金調達にて10億ドルを調達したことを発表した。
発表によると今回の資金調達はヘッジ・ファンドTiger Globalが主導し、新たな投資家としてAMDが名を連ねた。エレクトロニクス業界のビッグネームによるCerebrasへの資本参加はAMDが初。
Cerebrasは昨年9月に11億ドルの資金調達を成功させたばかりだが、今年1月に発表したOpenAIとの推定100億ドル規模の提携を後押しに、更なる資金調達に踏み切った格好だ。これにより同社の累計調達額は約28億ドルとなり、資金調達後の企業評価額は約230億ドルと1年前の3倍近くに膨れ上がった。
チップ間通信の遅延というGPU最大の弱点を根本から解消したCerebrasの最新システムは、推論パフォーマンスで競合GPUのを15倍以上の性能を叩き出すとされており、もはやCerebrasは挑戦者ではなく、インフラの覇権を握る新たなゲーム・チェンジャーとして投資家の期待を集めている。

Cerebras Systems
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2026.02.06
NEW
)




