2025年Q3、世界EDA市場は前年比8.8%増の55億6,640万ドルで最高記録を更新
2026年1月14日、米ESD Allianceは、2025年度第3四半期(7月-9月)の世界EDA売上報告を発表した。
ESD Allianceの発表によると2025年Q3(7月-9月)の世界のEDA売上総額は、前年比約8.8%増、前Q2比約9.3%増の50億8,940万ドルだった。この売上額は四半期売り上げとして過去最高となる。
四半期売上が前年実績を上回るのはこれで26四半期連続。2024年Q3に四半期売上記録を更新してから1年ぶりに記録を更新した。

2025年Q3時点でのEDA業界の従業員数は前年比17.3%増の73,185人で顔最高を更新。Q2に対しても0.9%増となった。
2025年Q3のEDA売上をカテゴリ別に見ると、全ての製品分野で前年実績を超えた。SIP(半導体IP)分野が好調でIC Physical Design & Verification分野も前年比プラスに転じた。
2025年Q3のEDA売上を地域別に見ると、日本市場以外は好調を維持。中でもアジアその他地域は前年比20.5%増と大きく売上を伸ばした。EDA市場で日本が弱い理由の一つは、そもそもチップ設計案件が少ないことに加え、AIやHPCなど先端SoCや大規模チップへの設計投資が弱いことが考えられる。
2025年Q3の分野別の売上と昨年同時期との比較は以下の通り。
■CAE分野 20億9,780万ドル +9.1%
■IC Physical Design & Verification分野 8億6,540万ドル +1.3%
■SIP(半導体IP)分野 19億1,570万ドル +13.6%
■サービス分野 2億2,140万ドル +10.2%
■PCB/MCM分野 4億6,620万ドル +3.4%

2025年Q3の地域別の売上と昨年同時期との比較は以下の通り。
■北米 24億220万ドル +3.4%
■欧州・中東・アフリカ 6億7,510万ドル +4.6%
■日本 2億6,400万ドル -11.5%
■アジアその他地域 22億2,300万ドル +20.5%

ESDA(Electronic System Design Alliance)
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2026.01.16
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