Armが3四半期連続で売上10億ドル超え、ハイパースケーラーのCPUの半分はArmへ
2025年11月5日、Armは2026会計年度第2四半期(25年7月-9月)の売上を報告した。
発表によるとArmの26年Q2売上は、前年同期比34%増の11億4000万ドルで3四半期連続で10億ドルを突破。ロイヤリティ売上が前年比21%増の6億2,000万ドル、ライセンス売上が前年比56%増の5億1,500万ドルだった。

Armによると、このQ2でスマートフォン、タブレット、データセンター向けにそれぞれ1件ずつ、計3件のArm CSSライセンスを契約。これにより同ライセンスの契約数は合計11社、19ライセンスとなった。Samsung, Xiaomi, vivo, OPPOのAndroidスマートフォンのトップ4ベンダーがCSS搭載デバイスを出荷することになるという。
また、NVIDIAの勢いに乗りデータセンター向けビジネスも順調に拡大しており、同分野向けのNeoverseコアの累計出荷は10億個を超え、主要ハイパースケーラーのCPUの約半数がArmとなる見込み。OpenAI, Oracle, SoftbankのStargateや最近提携を発表したMetaもArmベースでデータセンターを構築していく計画を示している。
Armの昨年(2025会計年度)の売上は約40億ドルだったが、今年度は前年比15%増の46億ドル程度まで売上が伸びそうだ。
Arm
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2025.11.07
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