Imagination Technologiesが民生・産業向けの新型RISC-Vプロセッサ「APXM-6200」を発表
2024年4月8日、Imagination TechnologiesはRISC-Vプロセッサの新製品「APXM-6200」を発表した。
「APXM-6200」は同社のRISC-V プロセッサ製品ライン「Catapult CPU」に属するパフォーマンス密度を重視したRISC-Vベースのアプリケーション・プロセッサで、コンシューマ製品や産業用アプリケーションなどを主なターゲットとしている。
「APXM-6200」の主な特徴は以下の通り。
・11ステージのデュアルイシュー・パイプラインを備えた64ビットのインオーダー・アプリケーション・プロセッサ
・64ビットプロセッサ向けのRISC-V RVA22プロファイルに準拠
・市販の同等製品(Arm Cortex-A55, A510など)と比較してパフォーマンスは65%高く、パフォーマンス密度は2.5倍
・パフォーマンス要件に応じてシングル、デュアル、クアッドコアの構成を選択可能
・RISC-V ベクトル拡張機能をサポート
・SDKにてAI機能向けの新しいベクトル・コンピューティング・ライブラリをサポート
Imagination Technologiesによると、GUI処理などで「APXM-6200」と同社のGPUを組み合わせて利用すると、バスの使用率は2倍、メモリ・トラフィックは半減するという。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2024.04.11
)