高性能FPGAの米Efinixが新たに自動車向けの製品ラインを展開

2024年4月2日、高性能FPGAを手掛ける米Efinixは新たなFPGA製品「Titanium™ Ti375」の発売を発表した。

プレスリリース

新製品「Titanium™ Ti375」はEfinixが新たに用意した自動車向け製品ラインの製品で小面積、低消費電力、高性能をうたう。LE数は35,000～100万個でRISC-V ブロック、SerDes トランシーバー、LPDDR4 DRAM コントローラー、MIPI D-PHY などのさまざまな機能を備えており16nmプロセスで製造される。「Titanium™ Ti375」は自動車用電子部品の信頼性規格「AEC-Q100」グレード1の認定を受けており、同FPGAの開発環境は機能安全規格「ISO26262」ASIL-Dの認証を受けている。

Efinixの自動車向けFPGA製品ラインには、「AEC-Q100」グレード2の認定を受けている小型のFPGA（LE数13,000〜20,000）「Trion® T13」および「Trion® T20」も含まれている。

Efinixによると同社の自動車向けFPGA製品は、LiDAR ユニット、バックミラーに代わるカメラ監視システム、様々なディスプレイ・コントローラーなどで既に採用が進んでいるという。

※Efinix