WSTS春季予測、今年の世界半導体売上は前年比16.3%増の6,465億ドルで過去最高
2022年6月7日、WSTS(WORLD SEMICONDUCTOR TRADE STATISTICS:世界半導体市場統計)は2022年春季半導体市場予測を発表した。
WSTSの発表によると、今年の世界半導体売上は前年比16.3%増の6,465億ドルで過去最高を更新する見通し。強い半導体需要は引き続き継続し2023年も前年比5.1%増の成長を見込んでいる。
売上の中心となるIC売上は前年比+18.2%増の市場規模5,473億ドルという予測。ICの製品別の成長率は、メモリ前年比+18.7%、ロジック+20.8%、マイクロプロセッサ/マイクロコントローラ+11.4%、アナログ+19.2%と全種別で前年比2ケタ増と予測されている。
市場別では、アメリカ+22.6%、ヨーロッパ+20.8%、日本+12.6%、アジア太平洋+13.9%と成長が予測されている。
日本市場の円ベースの売上は、2021年が前年比+23.4%、約4兆8,038億円であったのに対し、2022年は前年比+19.1%と成長が継続し約5兆7,206億円に達する予測。
2023年は+4.8%、市場規模約5兆9,942億円と予測されている。
※WSTS
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2022.06.14
)