組み込み型FPGAのFlex Logixのビジネスが好調

2022年4月5日、SoC組み込み型のFPGAコアを手掛けるFlex Logix Technologiesは、同社の業績について発表した。
発表によるとFlex Logixは既に17社以上の顧客と同社の組み込み型FPGA「EFLX」の契約をしており、32種類のASIC/SoCプロジェクトで「EFLX」が利用されている。そのうち半分は既にシリコンとして実働しているという。
同社が公にアナウンスしている顧客は以下の通り。
米空軍研究所, Boeing, DARPA, Datang Telecom/MorningCore Technology, Renesas/Dialog, 米サンディア国立研究所, SiFive, Socionext, 米国防総省
Flex Logixによると同社の組み込み型FPGAは5年前までは検証用やテスト用チップとしての利用が中心だったが、ここ最近は大半が量産チップに活用されているという。
現在「EFLX」は7、12、16、22、28、40nmプロセスで利用可能。将来的には更に先端のプロセスノードに対応する製品もリリースする予定。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2022.04.11 )