2022年1月の世界半導体市場は前年比26.8%増の507億4000万ドル
2022年3月3日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2022年1月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると2022年1月の世界半導体売上は、前年同月比26.8%増、前月比約0.2%減の507億4000万ドルで1月として過去最高の単月売上を記録した。2021年4月から9ヶ月続いていた単月売上記録の更新はストップしたが世界半導体市場は依然好調で、単月売上が前年同時期の実績を上回るのは24ヶ月連続となる。
2022年1月の世界半導体売上を地域別にみると、北米市場の成長率が最も高く前年比40.2%増と大きく成長。北米が市場を牽引する傾向は昨年から引き続き継続している。日本市場は前年比18.9%と20%超えはならなかったが好調維持。日本以外の市場は軒並み20%を超える順調な伸びを示した。
日本市場の売上を円ベースで換算すると前月比約0.3%減、前年比約31.7%増の約4,467億円。日本市場の売上が前年同月比プラス成長となるのはこれで14か月連続。
※SIA
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2022.03.05
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