BluespecがXilinxのFPGA向けに最適化した超小型RISC-Vプロセッサをリリース

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2021年10月5日、RISC-Vプロセッサを手掛けるIPベンダBluespecは、新製品「MCU RISC-V processor family」を発表した。
Bluespecの新製品「MCUファミリ」はXilinxのFPGAでの実装をターゲットとした超小型のRISC-VプロセッサでLUT数2,000以下で実装可能。制御ロジックを含むアプリケーションを実装する際に同プロセッサを利用すればFPGA上のリソースを節約できる。Bluespecは同プロセッサの無償評価版を提供中。「MCUファミリ」には、Artix-7 搭載のFPGA開発ボード「Digilent Arty」用のオープンソース・ツールチェーンとリファレンス・デザインが含まれている。
BluespecはFPGAユーザーを対象にRISC-Vプロセッサの普及を狙っており、「MCUファミリ」を含めて計3種類のRISC-Vプロセッサ・ファミリを提供している。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2021.10.06 )