IAR SystemsのRISC-V向け開発ツールが機能安全規格の認証を取得
2021年3月4日、組込みソフトの開発環境を手掛けるIARSystemsは、同社の「Embedded Workbench® for RISC-V」が機能安全規格の認証を取得したことを発表した。
IAR Systemsによると「Embedded Workbench® for RISC-V」は、「IEC 61508」および「ISO 26262」の2つの機能安全規格の認証を取得。
この認証には、医療ソフトウェアおよび医療機器内のソフトウェア開発に関する国際規格「IEC 62304」、欧州鉄道規格「EN50128」、「EN50657」、家庭用電化製品向け規格「IEC60730」、機械制御システム向け規格「ISO 13849」、「IEC62061」も含まれているという。
「Embedded Workbench® for RISC-V」は、RV32/RV32E 32ビットRISC-Vコアおよび拡張命令をサポート。米SiFive、中国Nuclei System Technology、中国GigaDeviceなど各社のRISC-Vコアもサポートしている。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2021.03.05
)