米Leopard ImagingがエッジAIビデオ解析カメラモジュールでSocionextの画像処理プロセッサを採用

2021年3月3日、ソシオネクストは、米Leopard Imaging社による画像処理プロセッサの採用実績を発表した。
米Leopard Imaging社は、組み込みカメラモジュールを幅広く展開するグローバル企業。
今回同社のエッジAIビデオ解析用のカメラモジュール「EdgeTuring」において、ソシオネクストの画像処理プロセッサ「SC2000」が採用された。
「EdgeTuring」はソシオネクストの「SC2000」とイスラエルHailo社のAIアクセラレータ「Hailo-8 M.2」を組み合わせて利用することで、高性能かつ低消費電力なAIビデオ解析を実現。AWSの提供するIoT向けクラウドサービス「Amazon Kinesis Video Streams」、「Amazon Kinesis Data Streams」を用いて、エッジでのビデオ解析結果を様々な用途に簡単に展開できる。主に産業用オートメーション、スマートデバイス、スマートリテールなどの分野がターゲットのようだ。
ソシオネクストは「EdgeTuring」以外にもLeopard Imagingの組み込みカメラモジュールに画像処理プロセッサを提供している。また、HailoとはFoxconnのエッジ・コンピューティング・ソリューション「BOXiedge」の開発においても協業した実績がある。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2021.03.04 )