米標準化団体Accelleraが機能安全ワーキング・グループを立ち上げ

2020年2月18日、ハードウェア設計言語・技術の標準化団体米Accellera Systems Inisiativeは、機能安全に関する新たなワーキング・グループの始動を発表した。
Accelleraによると、「Functional Safety Working Group」は、機能安全ライフサイクルにおけるデータの相互運用性やトレーサビリティの改善を目的に、新たな言語/フォーマットを開発し標準化する計画。機能安全の実現に向けて、機能安全を意識したシステムおよび電子回路の設計/検証フローの確率を目指す。
Accelleraは昨年10月時点で機能安全関連のPWG(Proposed Working Group)を立ち上げており、その活動を経て今回のWG発足という流れ。既に業界の主要19社が同WGへの参加を表明しているという。この標準化活動によってFMEDAツールなど機能安全関連の各種解析ツールの相互運用性が高まる事が期待される。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2020.02.21 )