2019年Q3世界EDA売上は前年比約8.9%増の25.6億ドル、日本市場は一人負け

2020年1月7日、米ESD Allianceは、2019年度第3四半期(7月-9月)の世界EDA売上報告を発表した。
ESD Allianceの発表によると2019年Q3(7-9月)の世界のEDA売上総額は、前年比約8.9%増、前19年Q2比約3.8%増の25億6770万ドルだった。四半期売上が前年実績を上回るのはこれで3四半期連続。
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2019年Q3のEDA売上をカテゴリ別に見ると、Q2で2ケタ成長を見せたIP分野は微増、それ以外はサービス分野を除いて全て前年比2ケタ増の力強い成長を示した。
2019年Q3のEDA売上を地域別に見ると、北米が前年比10.4%増と力強さを取り戻した。
日本市場は前年比9.4%減で一人負けの状態。円ベースで換算すると前年比12.8%程度のマイナスとなる。
2019年Q3時点でのEDA業界の従業員数は前年比6.6%増の42,162人でQ2よりも約5%減少した。
2019年Q3の分野別の売上と昨年同時期との比較は以下の通り。
■CAE分野 8億3830万ドル 10.8%Up 
■IC Physical Design & Verification分野 5億5760万ドル 17.2%Up
■IP分野 8億3590万ドル 3.7%Up
■サービス分野 9540万ドル 19.9%Down
■PCB/MCM分野 2億4050万ドル 19.8%Up
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2019年Q3の地域別の売上と昨年同時期との比較は以下の通り。
■北米 11億6990万ドル 10.4%Up
■欧州 3億5110万ドル 0.1%Up 
■日本 2億1930万ドル 9.4%Down
■アジアその他地域 8億2750万ドル 5.7%Up
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※ESDA(Electronic System Design Alliance)

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2020.01.10 )