Synopsys売上報告、2019会計年度は前年比約7.7%増の売上33.6億ドルで過去最高
2019年12月4日、Synopsysは、2019会計年度第4四半期(19年8-10月)の四半期決算を報告した。
発表によるとSynopsysの2019会計年度Q4の売上は、前年同時期比約7%増、前Q3比約0.2%減の8億5110万ドル、営業利益は前年比約37%減の1億6070万ドルだった。(※GAAP基準による会計結果)。Synopsysは2019年Q3まで7四半期連続で四半期売上記録を更新し続けていたが、ついに記録更新が止まった。
Synopsysの2019会計年度の売上額は前年比約7.7%増の33.6億ドルで過去最高を記録。営業利益は前年比23%増の5億3240万ドルだった。(※GAAP基準による会計結果)
SynopsysはこのQ4において、車載ソフトウェア開発向けのシミュレーション環境を手掛ける独QTronic社の買収、クラウドベースの機能検証に関するGoogle Cloudとの協業、自動車向けAIに関するInfineonとの提携、TSMCおよびSamsungファウンドリとの5nmプロセスに関する協業などを発表している。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2019.12.06
)