2019年8月の世界半導体市場は前年比15.9%減の342億ドル

2019年9月30日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2019年8月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると2019年8月の世界半導体売上は、前年同月比15.9%減、前月比2.5%増の342億ドルという結果だった。この売上高は今年1月以降で最高額となるが、売上実績の前年割れは2018年11月以降10ヶ月連続。7月に続いて8月も2017年の売上水準を下回った。
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2019年8月の売上を地域別で見ると全ての地域で前年実績を下回ったが、7月実績と比較すると欧州市場以外は全ての地域で僅かながらプラスに転じた。3ヶ月ごとの売上推移を見ても、3-5月売上に対して6-8月売上は3.5%増と伸びている。
日本市場の8月の売上は前月比1.1%増、前年比11.5%減の30.1億ドルで、売上を円ベースで換算すると前月比0.8%減、前年比約3.3%減の約3,198億円となる。 

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2019.10.02 )