Cadence売上報告、2019年Q2は前年比12%増の5億8000万ドル、11四半期連続で売上記録更新

2019年7月23日、Cadenceは、2019会計年度第2四半期(2019年4-6月)の売上を報告した。
Cadenceの2019年Q2売上は、前年比約12%増、前期Q1比約0.5%増の5億8000万ドルで11四半期連続で四半期売上記録を更新した。営業利益は前年比約43%増の1億700万ドルだった。(※GAAP基準による会計結果)
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CadenceはこのQ2に数々の大型製品をリリースしている。Design Automation Conferenceの開催に合わせての発表と思われるが、いいずれの製品も同社の今後の売り上げ増加に大きく寄与しそうだ。
・機械学習を用いた新技術搭載のフォーマル検証ツール「JasperGold Formal Verification Platform」※関連ニュース
・Vision/AI向けの新型DSP「Tensilica Vision Q7」※関連ニュース
・数十億ゲート対応の新型FPGAプロトタイピングシステム「Cadence Protium X1」※関連ニュース
・高精度高速大規模並列処理回路シミュレータ「Spectre X Simulator」※関連ニュース
Cadenceは2019年Q3の売上を5億7000万-8000万ドル、2019年の総売上を23億1500万-3500万ドルと予測している。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2019.07.24 )