2019年Q1世界EDA売上は前年比約16.3%増の26億ドル

2019年7月8日、米ESD Allianceは、2019年度第1四半期(1月-3月)の世界EDA売上報告を発表した。
ESD Allianceの発表によると2019年Q1(1-3月)の世界のEDA売上総額は、前年比約16.3%増、前18年Q4比約1.4%増の26億640万ドルだった。
前四半期の18年Q4は、2015年Q4以降3年ぶりに前年実績を割り込んでいたが、Q1は再び前年実績を上回る実績を残した。EDA業界の売上推移として、Q1売上が前年Q4売上を上回るのは極めて珍しい。
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2019年Q1のEDA売上をカテゴリ別に見ると、サービス分野以外全ての製品分野で対前年比で2桁の成長を見せた。
2019年Q1のEDA売上を地域別に見ると、全ての地域で前年実績を下回った。中でもアジアその他地域は前年比29%増と大きく成長。同地域における売上として初めて9億ドルを突破した。
2019年Q1時点でのEDA業界の従業員数は前年比5.8%増の43,500人で過去最高記録を更新した。
2019年Q1の分野別の売上と昨年同時期との比較は以下の通り。
■CAE分野 8億4070万ドル 20.42Up 
■IC Physical Design & Verification分野 5億5740万ドル 17.9%Up
■IP分野 8億7610万ドル 10.1%Up
■サービス分野 1億800万ドル 3.9%Down
■PCB/MCM分野 2億2410万ドル 15.9%Up
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2019年Q1の地域別の売上と昨年同時期との比較は以下の通り。
■北米 11億1280万ドル 8.6%Up
■欧州 3億4590万ドル 2.8%Up 
■日本 2億4470万ドル 1.4%Down
■アジアその他地域 9億290万ドル 29%Up
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= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2019.07.09 )