2018年Q2世界EDA売上は前年比約8.2%増の23億8980万ドルで四半期記録更新

2018年10月1日、米ESD Allianceは、2018年度第2四半期(4月-6月)の世界EDA売上報告を発表した。


ESD Allianceの発表によると、2018年Q2(4-6月)の世界のEDA売上総額は前年比約8.2%増の23億8980万ドルで、Q2の売上記録を更新した。

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2018年Q2のEDA売上をカテゴリ別に見ると、CAE分野とPCB分野がそれぞれ前年比21.1%、18.5%増と大きく伸びた。その一方でIP分野とサービス分野がともに前年実績を割り込んだ。IP分野の売上が前年実績を割り込むのは恐らく統計開始以降初めて。

2018年Q2のEDA売上を地域別に見ると、市場シェア2位のアジアその他地域のみ前年実績を割り込む結果。北米、欧州、日本市場は全て前年比10%台の成長を見せた。日本市場の売上については円ベースで換算すると前年比約11.1%増で267億6900万円程度となる。

2018年Q2時点でのEDA業界の従業員数は前年比9%増の41,706人で過去最高記録を更新した。

2018年Q2の分野別の売上と昨年同時期との比較は以下の通り。

■CAE分野 8億1990万ドル 21.1%Up 
■IC Physical Design & Verification分野 4億6690万ドル 7.5%Up
■IP分野 7億6870万ドル 3.1%Down
■サービス分野 1億300万ドル 5.4%Down
■PCB/MCM分野 2億3150万ドル 18.5%Up

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2018年Q2の地域別の売上と昨年同時期との比較は以下の通り。

■北米 10億9770万ドル 11.3%Up
■欧州 3億5570万ドル 13.0%Up 
■日本 2億4540万ドル 13.2%Up
■アジアその他地域 6億9100万ドル 0.1%Down

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= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2018.10.02 )