【DAC2018】RISC-VベースプロセッサのSiFiveが小型低消費電力の新コア「E2」を発表
2018年6月25日、オープンソースのISA「RISC-V」ベースのプロセッサIPを手掛ける米SiFiveは新製品「E2」コアシリーズを発表した。
発表によるとSiFiveの新コア「E2」シリーズは省面積、ローパワーに特化して最適化されたRISC-Vベースの32ビットMCUコアでIoTやウェアラブル・デバイスへの利用をターゲットとしている。最初の「E2」シリーズコアとして発表されたのは「E20」と「E21」の2品種。合わせてSiFiveは既存のコア「E3」および「E5」コアの強化を発表。新しい拡張乗算ユニットが追加され、コヒーレントなマルチコア構成をサポートたという。
SiFiveの新コアは6月24日からサンフランシスコで開催されている第55回Design Automation Cconferenceで展示されている。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2018.06.26
)