【DAC2018】FaradayのAI FPGA-to-ASICソリューションとIoT向けSoCプラットフォーム

2018年6月12日、デザインサービス大手の台湾Faradayは6月24日からサンフランシスコで開催される第55回Design Automation Cconferenceの展示内容を発表した。


Faradayの展示の目玉はAI機能の実装にも対応するFPGA-to-ASIC変換サービスとIoT向け超低電力SoC開発プラットフォーム「Uranus+™」の2つ。

FPGA-to-ASIC変換サービスでは、特定のAI要件を満たすためのローパワー化、パフォーマンス向上、システムコスト削減などに対応。包括的なIPソリューションスイートと最先端のFinFETプロセスノードで帯域幅とレイテンシの低いインターフェイスを必要とするAIチップの実装に対応するという。

「Uranus+™」はUMC 55ULPテクノロジで実装されたIoTアプリケーション向けの32ビットMCUベースの超低消費電力SoCで、DVFSパワーモードを備えておりパフォーマンスと消費電力のトレードオフが可能。ターボモードではMCUコアが同じ動作電圧で2倍の性能を達成できる。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2018.06.15 )