Alteris IPが新製品スタンドアロンのラストレベルキャッシュ「CodaCache」を発表

2018年6月7日、インターコネクトIPを手掛けるAlteris IPは新製品となるスタンドアロンのLLC(Last Level Cache)「CodaCache」を発表した。


発表によると「CodaCache」は様々なサイズ・構成でチューニング可能なスタンドアロンのLLCで相互接続を必要とせずSoC上の任意のAXIバスに追加する事が可能。専用パーティション、共有パーティション、分散パーティショニング、オンチップ・スクラッチパッドストレージとしての使用など、様々なユースケースをサポートしており、システム全体のパフォーマンスの向上、パワー削減、物理レイアウトの混雑度の緩和を実現する。

Arteris IPは「CodaCache」をハイパフォーマンスSoC向けのLLCとうたっており、
ADAS、機械学習アプリケーション、サーバ/データセンター処理、ネットワークといったアプリケーションをターゲットとしている。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2018.06.08 )