今年のDACはMachine Learning/AI関連のセッションが盛りだくさん

6月24日からサンフランシスコで開催される第55回Design Automation Conference(DAC2018)の公式Webサイトにアクセスすると、「Machine Learning/AI Sessions at DAC 2018」という文字が目に飛び込んで来る。

今年のDAC2018では昨年を大幅に上回るMachine Learning/AI関連のセッションが予定されている。その内容はMachine Learning/AI技術をEDAに応用するという話と、Machine Learning/AI技術の最適化やハード実装という話の2つに大きく分けられるが、ここではその幾つかを紹介する。


高度なデータ解析手法を用いた検証プロセスの改善に関するチュートリアル
講演者:IBM Research, Mentor Graphics

ディープラーニング向け大規模アクセラレータ・ハードウェアとソフトウェアの開発事例について
講演者:Intel,DeePhi,Facebook

IoT機械学習システムの動向説明と機械学習向けカスタム・ハードウェア・アーキテクチャについて
講演者:Google,Univ.of Colorado,Univ.of California,Univ.of Michigan

DNNアクセラレータを動的に再構成して効率を改善するHW/SW手法について
講演者:Ulsan National Institute of Science and Technology (UNIST),Univ.of Virginia,Univ.of Washington,Tsinghua Univ.

DARPAのEDAリサーチプログラムで進めているインテリジェントなハードウェアコンパイラの開発について
講演者:DARPA

DNNの特性のテストと検証手法について
講演者:Stanford Univ、UC Berkeley、Columbia Univ

プロセッサの設計とDNNモデルの協調設計について
講演者:Intel、MIT、UC Berkeley

この他にもMachine Learning/AI関連のセッションが多数。
詳細はこちら

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2018.05.28 )