2018年1月の世界半導体市場は前年比22.7%増の375.9億ドル、1月売上としては過去最高
2018年3月5日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2018年1月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると、2018年1月の世界半導体売上は前年同月比22.7%増、前月比1%減の375.9億ドルを記録した。同実績は1月の単月売上としては過去最高で、過去の実績と比較すると非常に高いものとなる。単月売上が前年実績を上回るのは18ヶ月連続となるが、2017年4月から続いていた単月売上記録の更新は2017年12月で止まった。
2018年1月の世界半導体市場を地域別の売上で見ると、全ての地域で前年比2ケタ増の売上を記録。これは6ヶ月連続となる実績。前年比で最も成長したのは北米市場で前年比40.6%増。北米市場は2017年9月から前年比40%増以上の成長を継続している。北米に次ぐ成長を見せたのは中国市場で前年比23.3%増だった。
日本市場の売上は各地域の中では最も低い32.1億ドル、対前年比は15.1%増と1月を上回った。売上を円ベースで換算すると前年比約11%増の約3555億円で前月比約2.9%減となる。
※SIA
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2018.03.07
)