米Cliosoftが設計データのリビジョン管理ツール「SOS7」をバージョンアップ

米Cliosoft社は、リビジョン管理ツール「SOS7」の最新バージョンSOS7.04をリリースした。

Cliosoft製品の日本代理店シンコム社によると、SOS7.04の正式リリースは昨年11月でツールの中心機能である設計データのリビジョン管理機能のほか、レポート機能や派生品開発に関する管理機能なども強化された。

「SOS7」は、IC設計データのリビジョン管理ツールとして長い実績のある「SOS」をアーキテクチャから大幅に見直して再設計、最適化したもので、2015年のリリース以降日本を含む世界200社以上の企業で利用されている。

「SOS7」のターゲットはハードウェア開発における設計データのリビジョン管理であるため、Cadence,Synopsys,Mentor,Keysightの各社ツールのデータを扱うインターフェースを備えており、GUIから最小のエフォートで設計データのリビジョン管理を行う事ができる。

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ソフトウエア開発の世界では git, subversion といったリビジョン管理システムによって、設計リソースの再利用や共有が大幅に発展しており、多拠点、グループ作業による設計の効率化が進んでいるが、Cliosoftは「SOS7」によってハードウェア設計の効率化と更なる加速を目指している。


株式会社シンコム(Cliosoft製品代理店)

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2018.01.16 )