Silexicaのマルチコア向けソフトウェア開発ツールがバージョンアップ

2017年4月26日、マルチコア・システム向けのソフトウェア開発ツールを手掛けるSilexicaは、同社の「SLX Tool Suite」のバージョンアップを発表した。
Silexcaの「SLX Tool Suite」は、マルチコア・システム向けのソフトウェア開発ツールで、シングルコア向けのコードをターゲットのマルチコア・システム向けに自動分割/マッピングしてくれるというツール。パフォーマンスや消費電力に関する高度な解析機能を有しており、ハードウェアリソースに最適なソフトウェアをほぼ自動で開発する事ができる。
今回のバージョンアップでは、「SLX Tool Suite」に新たなキャッシュ解析機能が登載され、より高度なメモリの階層設計が可能となった。また、車載システム開発に特化した「SLX Automotive Developmentパッケージ」も利用可能となった。
Silexicaの製品は、国内では株式会社ネクストリームが取り扱っている。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2017.05.15 )