Synopsysがソフトウェアのセキュリティ関連2社を買収
2016年11月7日、Synopsysはソフトウェアのセキュリティ関連ソリューションを提供するCigital社およびCodiscope社の2社を買収した事を発表した。
※画像はCodiscope社のWeb画面
Synopsysの発表によると、Cigitalは、ソフトウェアのセキュリティ脆弱性の特定 / 修正 / 対策などを通じた運用管理サービス / プロフェッショナル・サービスを世界展開するセキュリティ大手企業。CodiscopeはCigitalから分離独立した会社で、Cigitalが開発したセキュリティ関連ツールや技術資産を使い易く効率的なツール・スイートとして統合し、世界中のソフトウェア開発企業に提供している。
Synopsysが今回買収した両社はともに米国企業で買収手続きは2016年12月に完了する予定。買収条件に関する詳細は明らかにされていない。
Synopsysは「Silicon to Software」というトレードマークを掲げ、ハードウェア開発向けのEDA製品に加えソフトウェア向けのソリューションを拡充中。特にセキュリティ分野については力を注いでいる。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2016.11.15
)