2016年1月の世界半導体市場は前年比5.8%減の268.8億ドルで低調継続
2016年3月3日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2016年1月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると、2016年1月の世界半導体売上は前年同月比5.8%減、前月比2.7%減の268億8000万ドル。7ヶ月連続で前年実績を下回る結果となった。
2016年1月の世界半導体市場を地域別の売上で見ると、中国を除く全ての市場が前年割れとなっており、北米市場は12月に続いて前年比16.9%減と2ヶ月連続で前年比2ケタ減を記録した。唯一気を吐く中国も12月の売上は下回ったが、さほど大きな変動はなく市場規模首位を維持している。
日本市場の売上はドルベースでは12月比3.3%減だが、このところの為替レートの変動により12月よりも円ベースでは6%以上売上が減少しており、円ベース換算の売上は約2933億円となっている。
※SIA
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2016.03.08
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