Synopsys売上報告、15年5-7月は前年比6.5%増の5億5580万ドル

2015年8月19日、Synopsysは、2015会計年度第3四半期(15年5月-7月)の四半期決算を報告した。
発表によると、Synopsysの2015会計年度Q3の売上は、前年同時期比約6.5%増、前期Q2比微減の5億5580万ドル、純利益は5540万ドルで前年実績を下回った。売上額は前四半期決算報告時の予測通りだった(※GAAP基準による会計結果)
SNPS2015Q3.jpg
Synopsysはこの5月-7月の間に、新製品として「DesignWare Hybrid IP Prototyping Kit」、「PCI Express 3.0 IP」、「USB Type-C IP」などをリリース。また、回路シミュレータ「CustomSim」のバージョンアップを行い、大幅にシミュレーション速度を向上させた。
また、RTL解析ツール「Spy Glass」をはじめとしたEDAツールを手掛けていた中堅EDAベンダAtrentaの買収を発表。同買収はつい先日8/3に完了している。
Synopsysは次の2015会計年度Q4(15年8月-10月)の売上を5億7000-8500万ドルと予測している。


= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2015.08.25 )