ARMがCortex-M4ベースの「ARM Microcontroller Design Contest」を開催
2015年2月18日、ARMは同社のプロセッサ・コア「Cortex-M4」を用いた「ARM Microcontroller Design Contest 2015」の開催を発表した。
コンテストの開催は、ARMのCortex-MベースのMCU開発環境「ARM Keil® MDK Microcontroller Development Kit」や同じくCortex-M向けに用意されているソフトウェア・コンポーネント(インタフェース・ソフト「CMSIS」、各種ミドルウェア)のプロモーションの一環で、コンテスト参加者には「ARM Keil MDK」のプロフェッショナル版のライセンス(6ヶ月間)や開発用のボード(Freescale,NXP,Infineon,STMicroの4種のうちどれか)が提供される。コンテストのお題はホーム・オートメーション、IoT、各種システム・コントロールなど自由で、コンテスト参加者は用意されているテンプレート・アプリケーションも利用できる。
コンテスト参加希望者はまず3末までにプロジェクトの登録を行い、選考を通過すると次のステップとして開発環境が提供される。コンテストに参加できるプロジェクトは100前後の予定。コンテストの期間は6末までとなっており結果発表は10月。上位5つのプロジェクトに上から5000ドル、3000ドル、1500ドル、500ドルと賞金が用意されている。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2015.02.19
)