Synopsys売上報告、14年5-7月は前年比8%増の5億2180万ドルで過去最高更新
2014年8月20日、Synopsysは、2014会計年度第3四半期(14年5月-7月)の四半期決算を報告した。
発表によると、Synopsysの2014会計年度Q3の売上は、前年同時期比約8%増、前期Q2比約2%増の5億2180万ドルでQ2に続いて同社の四半期売上記録を更新した。純利益は前年同時期比約25%増の6565万ドルだった。(※GAAP基準による会計結果)
SynopsysはDACを挟んだこの5月-7月の間に、「PCI Express 4.0 IP」、「IP Development Kit」、ARCファミリのローパワーDSP「ARC EM5D/EM7D」、「DDR4/3、LPDDR4/3/2の検証用IP」など立て続けに新たなIPソリューションを発表。IP分野ビジネスの強化を着々と図っている。(※関連ニュース1、関連ニュース2)
Synopsysは次のQ4(8-10月)の売上を今期Q3を更に上回る5億3700-4700万ドルと予測しており、予測通りの売上が達成されると2014会計年度の売上合計は同社初の20億ドル超えとなる。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2014.08.22
)