Altera売上報告、14年4-6月は前年比17%増の4億9150万ドル-5四半期連続売上増

2014年7月24日、Alteraは2014会計年度第2四半期(14年4-6月)の売上を報告した。


発表によるとAlteraの2014年Q2(14年4-6月)売上は、前年比約17%、前期Q1比約7%増の4億9150万ドル、営業利益は前年比約8.9%増の1億4656万ドルだった。このQ2の売上実績は前四半期の売上報告時の予測を上回るもので、前年比2ケタ成長はQ1に続いて2四半期連続、売上が前四半期を上回るのは5四半期連続となる。製品別売上を見ると最新の20nm FPGA「Arria 10」を含む新製品カテゴリの売上が前Q1よりも15%も伸びており、売上全体を押し上げているのが分かる。ちなみに売上集計に20nm FPGA「Arria 10」の名が登場するのは今期が初めて。更に次世代のIntelプロセスを用いた14nm FPGAについては、既に先行顧客が現行製品比2倍のパフォーマンスを達成したと報じられている。

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Alteraの2014年Q2の売上を地域別で見ると、北米と欧州の売上比率が上がり日本は落ちた。分野別ではテレコム/ワイヤレス分野がQ1比9%増、前年比28%増と大きく成長しており全売上に対する割合を46%まで伸ばしている。

Alteraは次期2014年Q3(7-9月)の売上を2014年Q2の-2%から+2%と幅のある予測をしている。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2014.07.29 )