Mentorがフォーマル検証の新製品「Questa PropGen」を発表、プロパティを自動生成
2014年5月21日、Mentor Graphicsは、機能検証ソリューション「Questa」シリーズの新製品「Questa PropGen」を発表した。
Mentorによると新製品「Questa PropGen」は、Questaフォーマル検証ソリューションの一端を担うツールでその名の通りプロパティを自動生成する事が可能。アサーションベース検証における大きな課題であるアサーション記述の手間を省きアサーションベース検証の自動化を促進できる。同種のソリューションとしてはAtrentaが「BugScope」という製品をJasperが「ActiveProp」という製品を提供しているがEDA大手3社の中ではMentorの「Questa PropGen」が唯一の存在となる。※JasperはCadenceによる買収が決定している
また発表によるとMentorはフォーマル検証ツール「Questa Formal」のエンジンを強化したようで、同エンジンを利用するCDC検証ツール「Questa CDC」は検証速度が6倍に向上したという。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2014.05.23
)