Altera売上報告、14年1-3月は前年比12%増の4億6110万ドル

2014年4月24日、Alteraは2014会計年度第1四半期(14年1-3月)の売上を報告した。


発表によるとAlteraの2014年Q1(14年1-3月)売上は、前年比約12%、前期Q4比約1%増の4億6110万ドル、営業利益は前年比約14%増の1億3459万ドルだった。

Alteraは前四半期の売上報告時に2014年Q1の売上を前年割れと予測していたが、中国におけるLTE需要の拡大が同社のテレコム/ワイヤレス分野の売上を押し上げ、終わってみれば予想を上回る四半期決算となった。

それを示すように地域別ではアジア地域が、分野別ではテレコム/ワイヤレス分野がそれぞれ全売上に対する割合を伸ばしている。製品別では、最新の28nm製品を含む新製品カテゴリの売上が大きく成長している。

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Alteraは2014年1-3月の間に同社の戦略に関わる様々な発表を連発。主なところでは、Intelの14nmトライゲート・プロセスで作ったFPGAをデモ、浮動小数点DSPのハードコアを20nm FPGA向けに用意、TSMCの最新のパッケージ技術を20nm FPGAに採用などがあった。

Alteraは次期2014年Q2(4-6月)の売上を2014年Q1の2-6%増と継続的な成長を予測している。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2014.05.07 )