Xilinx売上報告、13年10-12月は前年比15%増の5億8700万ドル、純利益70%増

2014年1月23日、Xilinxは2014会計年度第3四半期(2013年10-12月)決算を報告した。

Xilinxの2014会計年度Q3の売上は、前年同時期比15%増、前期Q2比2%減の5億8700万ドル。営業利益は前年比68%増、前期Q2比24%増の2億270万ドルで粗利益率は69.1%だった。(※GAAP基準による会計結果)

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同社のCEOのコメントによると、Q2で売上8000万ドルを超えた28nm製品がQ3は1億ドルを突破。「Kintex-7」や「Zynq-7000」の売上が好調だったとの事。同社の売上は2013年4月以降、回復基調に変わっている。

XilinxのQ3売上を地域別でみると、アジア地域の売上が好調で全売上の40%を占めた。分野別の売上では、主力のコミュニケーションおよびデータ・センター、産業機器/航空宇宙防衛の2分野が堅調な伸びを示し、放送、民生機器/車載分野も好調だった。

製品別売上では、28nm製品を含む主力の新製品カテゴリ(Virtex-7, Kintex-7, Zynq-7000, Virtex-6, Spartan-6)の売上が引き続き伸びており売上で前年比78%増、売上全体に占める割合を38%まで高めた。

Xilinxは、次期2014年Q4(14年1-3月)の売上を今期実績の2%-6%増と予測をしている。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2014.01.24 )