Synopsys売上報告、13年8-10月は前年比11%増の5億490万ドル、2013年度も売上記録更新

2013年12月5日、Synopsysは、2013会計年度第4四半期(13年8-10月)の売上を報告した。


発表によると、Synopsysの2013会計年度Q4の売上は、前年同時期比約11%増、前期13年Q3比約4.5%増の5億490万ドル。純利益は前年同時期のほぼ倍の5690万ドルだった。(※GAAP基準による会計結果)

Synopsysは10月を会計上の決算月としており、2012年11月から2013年10月までの2013会計年度の売上合計は19億ドル6200万ドルで過去最高を記録。前年比11.7%増という結果だった。既に発表している売上予測によると、2014会計年度は20億ドルの大台を突破する見通しだという。

Synopsysは文字通り右肩上がりの成長を継続しており、売上の前年実績超えは13四半期連続で継続中。昨今は企業買収の件数も減り、北米およびアジア市場での成長とIP製品の拡大が同社の成長を維持しているようだ。

Synopsysは、次期2014会計年度Q1(13年11-12年1月)の売上を4億7500-8500万ドルと予測している。

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= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2013.12.06 )