これでいいのか?日本のハード設計、どう動く?ハード設計者 11/21 EDSF2013特別パネル
2013年11月20日から22日までの3日間、パシフィコ横浜にてEDSFair2013が開催されます。
今年のEDSFair2013では、「設計者交流ラウンジ」という期間限定(11月21日午後)のフリー・スペースが展示会場中央の特設ステージに設けられ、下記2種類のパネル・ディスカッションが行われます。
「設計者交流ラウンジ」は、EDSFairの主役であるハード設計者の方々に交流の場として活用頂くために設置したもので、2つのパネル・ディスカッションは、交流・議論の一つのきっかけになればと企画されたものです。
そのため両パネル・ディスカッションでは、「日本のハード設計」を共通のキーワードに、これから設計者は何をすべきか?を議論する予定ですが、予定された筋書き・結論は一切ありません。長いポジション・トークも無く、モデレーター、パネリスト、会場の皆様の生の声だけで、本音のディスカッションを展開していきます。
また、お集まり頂いた方々の交流をその場限りのものとしないために、定期的な設計者交流会の開催も計画しており、そのような活動の賛同者、協力者を「設計者交流ラウンジ」で募る予定です。(※詳細は当日アナウンス予定)
尚、2つのパネル・ディスカッションでは、Twitterを通じて皆様の声を取り込む予定です。ディスカッションへのリクエスト、ご意見、感想などのツイートは、ハッシュタグ「#EDSF2013」をご利用下さい。
■サルでは分からないアナログ設計技術?日本人だけわからないアナログ設計技術
モデレーター:柳 孝裕 氏 パイリサーチラボ合同会社 代表
パネリスト:
東京工業大学 松澤 昭 氏
青山学院大学 松谷 康之 氏
(株)デジアン・テクノロジー 篠原 慈明 氏
(株)ファイ・マイクロテック 赤澤 幸雄 氏
HS Links(株) ?山 恵三 氏
(株)デンソー 根塚 智裕 氏
シリコンプラネット(株) 牧山 クリストス 氏
ProPlus Design Solutions Inc 横山 昇峰輝 氏
日本の半導体の設計技術はバブル以降衰退の一途をたどっている。
日本が再び半導体で復活するにはアナログ設計技術が必要云々...と言われているが、既に海外のアナログ専業メーカーはアナログ設計技術に磨きをかけ、更にその強さを増しつつある。
本パネル・ディスカッションでは、日本に必要な本当のアナログ設計技術とは何か?各分野で著名なパネリストを迎えて討論し、今後の日本の半導体のたどるべき方向を考えていく。
■オープンハードウェア時代のエンジニアリング
モデレーター:岡村 淳一 氏 (株)Trigence Semiconductor CTO
パネリスト:
京セラ ドキュメントソリューションズ(株) 岡田 充弘氏
(株)リコー 木村 貞弘氏
京都マイクロコンピュータ(株) 辻 邦彦氏
(株)産業革新機構 本村 天氏
富士通セミコンダクター(株) 古手川 博久氏
エンジニアリングが果たすべきアカウンタビリティは、単に製品の性能や品質に留まらず、コストや市場も含めたより大きなコンセプトを理解し、それら全てを引き受けることに変わりつつある。
自分の関わる製品(=ビジネス)の当事者であるという意識を持ち、求める成果を達成するために、主体的に責任を持って行動することが求められている時代だともいえる。本パネル・ディスカッションでは、システム、半導体、組込みソフト、ベンチャー・キャピタルの各セクションからなるパネリストを迎え、このような時代に要求されるエンジニアリング像について議論する。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2013.11.13
)