Mentorがエミュレータ「Veloce」をベースとしたHDMI 2.0検証ソリューションを発表

2013年10月9日、Mentor Graphicsは、インタフェース規格「HDMI 2.0」向けの検証ソリューションを発表した。


「HDMI 2.0」は、今年9月にHDMI FORUMより正式発表されたばかりのAV機器向けインタフェース規格で、Mentorは今回同規格を実装したSoCの検証をターゲットとした、下記3種類の検証製品を発表した。

・iSolve Multimedia ※HDMI 2.0を追加サポート
・Veloce VirtuaLAB Multimedia for HDMI 2.0
・HDMI 2.0向け検証IP

「iSolve Multimedia」は、同社のエミュレータ「Veloce」にプラグ・アンド・プレイで接続できるオプションのハードウェアICEで、HDMI 2.0設計の検証に役立てる事が可能。「Veloce VirtuaLAB Multimedia for HDMI 2.0」は、ソフトウェア・ベースのペリフェラル・モデルであり、様々なペリフェラル構成を実現でき観測性の高い検証を行うことができる。

尚、検証IPも含めて今回発表したHDMI 2.0向けの検証ソリューションは、全てHDMI 1.4標準とも互換性を備えているという。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2013.10.10 )