ImperasがPowerPC 4xx系の4種類のプロセッサ・モデルをリリース
2013年9月26日、バーチャル・プラットフォーム「OVP」を手掛ける英Imperasは、新たにPowerPCシリーズのプロセッサ・モデルをリリースした事を発表した。
Imperasが今回リリースしたのは、PowerPC 440/460/470/476の各プロセッサ・モデルで、これらモデルはユーザーに無償提供され、Imperasの提供するTLM2.0ベースのバーチャル・プラットフォーム「OVP」上で利用する事が可能。有償のImperasのシミュレータ「OVPsim」でシミュレーションでき、同じく有償のソフトウェア開発環境を用いて実機を待たないソフトウェアの先行開発を実現できる。
Imperaは各種プロセッサ・モデルを「OVP CPU library」として提供しており、今回同ライブラリに追加されたPowerPCモデルを含めそのラインナップは122種類。ARM,MIPS,Renesasなどをはじめ幅広いプロセッサ・モデルを無償提供している。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2013.10.02
)