ARMがTSMC 28nmHPM/16nm FinFETプロセスのCortex-A57/A53フィジカルIPをリリース
2013年4月9日、ARMは、同社最新のプロセッサ・コア「Cortex-A50」シリーズのフィジカルIPのリリースを発表した。
今回発表されたのは64ビット対応、ARMv8アーキテクチャのプロセッサ・コア「Cortex-A57」および「Cortex-A53」のPOP(Processor Optimization. Package)でTSMC 28nm HPMおよび16nm FinFETプロセスをターゲットとしたもの。28nm HPMバージョンは既に出荷されており、16nm FinFETバージョンは今年Q4のリリースを予定しているという。同フィジカルIPを利用すれば短期間で最適なプロセッサ・コアの実装を実現できる。
ARMは、SamsungやGlobalFoundriesのプロセス向けのPOPも提供しているが、Cortex-A57/A53のPOPのリリースは今回が初。Cortex-A15/A7の時と同じくARM最新コアのPOPはTSMCのプロセスからという形となっている。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2013.04.11
)