Accellera Systems InitiativeがSystemC AMS 2.0のLRMを公開

2013年3月19日、ハードウェア設計関連の技術および言語規格の標準化団体Accellera Systems Initiativeは、アナログ/ミックスドシグナル設計向けのシステム記述言語「SystemC AMS」のバージョン2.0の仕様策定の完了を発表した。


「SystemC AMS」は、アナログ/ミックスドシグナル・システムのアーキテクチャ・レベルのモデリングを実現する IEEE1666-2011「SystemC」言語の拡張言語で、2010年3月にバージョン1.0が公開されて以降、今回が初めての大きなバージョン・アップとなる。

「SystemC AMS 2.0」は、最新のIEEE1666-2011「SystemC」と完全互換で、今回のバージョン・アップによりそのモデリング精度が向上。最も抽象度の高い「TDF(Timed Data Flow)モデル」において、モデリング能力が高められた。

「SystemC AMS 2.0」のLRM(language reference manual)は、Accellera Systems InitiativeのWebサイトからダウンロード可能となっている。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2013.03.22 )