Accelleraに新しく「Multi-language Working Group」が発足、複数言語の検証効率化を目指しUVMを拡張

2013年4月4日、ハード設計/EDA関連規格の標準化組織米Accellera Systems Initiativeは、新たな規格の標準化を目指す「Multi-language Working Group」の発足を発表した。


発表によるとAccellera Systems Initiativeの「Multi-language Working Group(MLWG)」は、複数の設計言語による検証環境ならびに検証コンポーネントの相互運用を実現するための標準規格の策定を目的に発足したもので、Accelleraは同グループへの参加を呼びかけている。

MLWGは、異なる設計言語で構築された検証環境を組み合わせる手段と合わせ、検証メソドロジ UVM (Universal Verification Methodology) のコンセプトの導入も想定しており、UVMを拡張し既存の検証IP資産を再利用できる形を目指すとしている。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2013.04.04 )