Mentorが商用UMLエディタのソースコードをオープンソース化

2013年2月19日、Mentor Graphicsは、同社の提供する商用UMLエディタのソースコードをオープンソース化して無償公開した事を発表した。


Mentorによると今回オープンソース化により無償公開したのは、同社のUMLベースの組込み開発環境「BridgePoint」の一部として提供してきた「xtUMLエディタ」で、同エディタは標準UMLに加えてC、C++、SystemCなどへ変換可能な拡張UML「xtUML」を扱うことが可能。昨年4月の時点で同ツールのオープンソース化がアナウンスされていたが、今回正式に無償公開へと至った。

公開されたxtUMLエディタ一式(xtUMLメタモデル、BridgePointのxtUMLモデル、Eclipse環境へのインタフェースとなるJavaソース)は、xtUML.orgから無償でダウンロードすることが可能。同エディタで開発したモデルは、「BridgePoint」を用いてシミュレーションや多言語モデルへの変換を行うことができる。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2013.02.20 )