高速フィジカル合成ツールのOasys Design Systems、業績好調で2012年は受注倍増
2013年1月15日、業界最速と称する高速RTLフィジカル合成ツールを手掛ける、米Oasys Design Systemsは、好調だった2012年の業績を発表した。
発表によるとOasys Design Systemsは、2012年にランキング上位の半導体ベンダやIPベンダによる新規オーダーにより、前年比114%増の受注を獲得。28nm以降の先端プロセスを用いたデザインのニーズに応えた。
同社の高速フィジカル合成ツール「RealTime Designer」は既に複数の顧客の28nmデザインで利用されており、現在はそれら顧客と共に20nmおよび14nmのRTLデザイン・フローに取り組んでいるとの事。
同社はつい先日、新製品となるRTL最適化ツール「RealTime Explorer」を発表しており、競合製品に真似できないインプリメントを考慮したRTLデザインの最適化を実現している。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2013.01.16
)