MentorがNucleus RTOSをバージョン・アップ

2012年12月21日、Mentor Graphicsは、同社オリジナルのリアルタイムOS「Nucleus RTOS」のバージョン・アップを発表した。


発表によると「Nucleus RTOS」の最新リリースでは、mDNSおよびDNS-SD(DNS Service Discovery)に新たに対応し、ネットワーク・サーバや手作業によるコンフィギュレーションを介さず、デバイスとネットワークを自動的に接続できるようになった。この機能は、M2Mおよびスマートエネルギー用アプリケーションを搭載したネットワーク機器の開発に役立つという。

また、「Nucleus RTOS」の最新リリースには、デバッグやカスタマイズに利用可能なシステムトレース機能、最適化された「Nucleus RTOS」のコンフィギュレーションを作成できるグラフィカルなカーネル・コンフィギュレーション・ユーティリティなど、「Nucleus RTOS」のチューニングに役立つ機能が追加された。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2012.12.25 )