Alteraが開発環境「Quartus II」をバージョンアップ
2012年11月19日、Alteraは同社の専用開発環境「Quartus II」のバージョンアップを発表した。
発表によると、最新の「Quartus II v12.1」 では、先日リリースが発表された「OpenCL 向けSDK」 のデザイン・フローがサポートされたほか、システム統合ツール「Qsys」、DSP開発ツール「DSP Builder」がエンハンスされ、更に28nm FPGA「Stratix V」向けの部分再構成機能であるパーシャル・リコンフィギュレーションを可能とする設計フローもサポートされた。
またデバイスとしては、28nm FPGA「Arria V GZ」がフル・サポートされ、その他の28nm FPGA「Stratix V」、「Arria V」、「Cyclone V」 ファミリとARM搭載FPGA「SoC FPGA」 のいくつかの製品が新たにサポートされた。
既に「Quartus II v12.1」のサブスクリプション・エディション、無償のウェブ・エディションはAlteraのWebサイトからダウンロード可能で、ライセンスの価格はノードロックの年間ライセンスで2995ドルとなっている。(米国販売価格)
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2012.11.21
)