ARM売上報告、12年1-3月は前年比13%増の2億940万ドル

2012年4月24日、ARMは、2012会計年度第1四半期(2012年1-3月)の売上を報告した。
ARMの2012会計年度Q1の売上は、前年比13%増、前期比3.5%減の2億940万ドルで営業利益は前年比22%増の約1億ドルだった。ARMは前期2011年Q4まで7四半期連続で四半期売上記録を更新していたが、その記録はこのQ1で途絶えた。しかしながら依然売上好調を維持しており、売上、営業利益ともに前年比2ケタ増を継続している。
ARMはこのQ1で新アーキテクチャのCortex-A15コアを含む22件のプロセッサ・ライセンスを獲得(前Q4では25件)。その内8件はCortex-Aシリーズ、10件はCortex-Mシリーズのライセンス、2件はGPU Maliのライセンス契約だった。
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※画像はARM発表資料より抜粋
2012Q1で出荷されたARM搭載チップの総数は約19億個で、うち約11億個はスマートフォンなどのモバイルデバイス向けに、約8億個はコンシューマーおよびクルマ向けで、コンシューマーおよびクルマ向けの出荷数は前年比15%増となっている。プロセッサの種類別で見ると、出荷数の73%はARM7,9,11のv6アーキテクチャ製品で残りの27%がCortex-A,R,Mのv7アーキテクチャ製品となっている。
売上の内訳を見ると、プロセッサ・ライセンスのQ1売上は前年比20%増の7680万ドルで、プロセッサ・ロイヤリティのQ1売上は前年比7.5%増の1億600万ドルだった。
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※画像はARM発表資料より抜粋
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= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2012.04.25 )