東芝が次世代LSI製品向けにArterisのインターコネクトIPを採用

2011年7月18日、SoCインターコネクト設計ソリューションを手掛ける仏Arterisは、東芝が同社のインターコネクトIP「FlexNoc」を採用した事を発表した。
発表によると東芝は次世代LSI製品向けにArterisのインターコネクトIP「FlexNoc」を採用。「FlexNoc」を評価した結果、開発期間の短縮、パフォーマンスの向上と合わせて、設計のバックエンド工程における配線やタイミング収束のコスト削減にも繋がると判断した。
Arterisの採用事例は今年に入りほぼ月2件のペースで発表されており、7月はメガチップス、Cavium Networksの採用事例に続いて今回の発表が3件目。Arterisが公表している日本顧客は、NTTエレクトロニクス、メガチップス、東芝の3社となる。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2011.07.20 )