ATopTechとExtremeDAがタイミング・サインオフでコラボレーション※訂正アリ

2011年5月25日、次世代配置配線ツールを手掛けるATopTechと次世代STAを手掛けるExtreme DAは、タイミング・サインオフ・ソリューションに関する両社のパートナーシップを発表した。
発表によると、Extreme DAが同社の次世代STA「GoldTime」で使用しているタイミング解析エンジンをATopTechにライセンスし、ATopTechは同社の配置配線ツール「Aprisa」におけるMCMM最適化及びタイミング・クロージャにこれを役立てる。言わば両社ソリューションの良いとこ取りのソリューションを構築することで、先端プロセス向けデザインのサインオフに対処し、共通の顧客にアピールする格好だ。
尚、ATopTechは2011年5月31日に、配置配線ツール「Aprisa」のバージョンアップもアナウンス。
最新の「Aprisa」では、クロックツリー合成やMCMM最適化機能がエンハンスされ、その処理速度が既存バージョンよりも40%高速化されたという。
※ATopTechとExtreme DAのコラボレーションについては、第48回DACにて両社ブースで展示予定。
※「Aprisa」の最新バージョンは、第48回DACにて同社ブースで展示予定。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2011.06.02 )