Mentor、GNUツールベースのC/C++開発環境「Sourcery CodeBench」をリリース

2011年5月3日、Mentor Graphicsは、GNUツールチェーンをベースとした組み込みC/C++開発環境「Sourcery CodeBench」のリリースを発表した。
Mentorのリリースした「Sourcery CodeBench」は、昨年11月にCodeSourcery社から買収したオープンソースのGNUツールチェーン資産をベースとした組み込みC/C++開発環境で、Mentorの開発チームによって、 NetLogic Microsystems XLP multi-core processor, Freescale Kinetis, Xilinx Zynqといった各プラットフォームの新規サポートや、ソフトウェアのパフォーマンス解析機能「Embedded Sourcery System Analyzer technology」の追加が実現されている。
製品パッケージはコマンドラインのみの無償版以外に、Personal Edition,Standard Edition,Professional Editionの3種類のパッケージが用意されており、最も安価なPersonal Editionは、1ライセンス399米ドル。同パッケージと同等のアカデミック版は99米ドルとなっている。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2011.05.06 )