ARM、社内の製品バリデーション・メソドロジでJasperのフォーマル検証技術を採用

2011年5月18日、フォーマル検証ツールを手掛ける米Jasper Design Automation社は、ARMが社内の製品バリデーション・メソドロジでJasperのフォーマル検証技術を採用したことを発表した。
発表によるとARMは、プロセッサおよびシステムIPの社内バリデーション・メソドロジを強化し、その一環としてJasperのフォーマル検証技術を導入した。ARMは以前からJasperのフォーマル検証を利用しているが、最新の社内フローでもデッドロック検証、キャッシュのコヒーレンシー・チェック、X伝播の検出、コントロール・レジスタ検証、バス・プロトコルの検証といった、多岐にわたる用途でJasperツールが利用されるようだ。
CyberTec株式会社(Jasper日本代理店)

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2011.05.19 )